12、番外編、ラオスの動物達

ラオスの動物といっても特に変わった動物がいたわけではありません。

出会えたのは鳩、にわとり、犬、猫、牛、象など日本でも見かけるごく
普通の動物たちです。ところが彼らの「姿」は私に強い印象を残すこと
になりました。それは一体なんだったかというと・・・

彼らが鎖や檻などでつながれている姿を一切見ることがなかった、という
ことなのです。つまり全部放し飼い。大きな動物と小さな動物が仲良く
一つの村の中で暮らしている。そして彼らから感じるものは「リラックス」
だけなのです。

たとえばこんな場面がありました。村を歩いていたら私たちの通り道に
小さな焚き火の燃え残りが炭になっているような温かい場所がありました。
その場所を囲むように2匹の子犬が寝ているのが見えます。かわいいの
で近づいていくのですがまったく目を覚ます気配がありません。

すぐそばまで来てもピクリとも動きません (@_@)
さすがに心配になってちょっと体に触ってみたのですがそれでも動き
ません。「え、まさか、生きていないんじゃ!」と本気で心配になって指で
突付いて見たらやっと起き出して「・・・な、なんですかぁ~」みたいな
雰囲気がありありと伝わってきて「どんだけ人間を警戒してないんだよ!」
とミョーなツッコミをしたくなるような過激なリラックス度合いだったのです。

ここの動物はぜんぜんいじめられていない、弱いものに「しわ寄せ」が
本当にいっていないんだなぁ~、これって何だかすごいことかもしれないな~
と何か大事なものを発見したような気持ちになりました。

昔、グアムの裏側の細い通りをレンタカーで走っていて前方にいかにも
雰囲気の悪い犬の集団がいて彼らが案の定「カネを出せ!」とでもいうか
のように車に体当たりしてきた、というエグイ経験を持つ私としてはまるで
天国と地獄の両方を見せてもらったような気がしました。

動物たちの姿はそこに生活している人たちの心を映す鏡だと私は思って
います。日本はどうか?と考えると改善の余地が大いにあると思いますが
かつては日本も動物たちと仲良く暮らすことが出来ていたのではないか?
またそんな関係を回復できる、そんな希望を失わずにいきたいと思います。

ホテルでは庭に象が放し飼いにされていました。これも、驚きましたが
なかなか得がたい経験ができました。彼らは保護された象のようでしたが
毎朝、お客さんを乗せてホテル内を一周する、という「仕事」もあり、それに
乗せてもらう機会に恵まれました。道なき道をゆっくりと歩く象の背中の
上でなんともいえない幸せな時間を過ごすことができてこれも旅のいい
思い出になったのでありました。

この犬ね↓
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by silver_arch | 2011-01-11 10:41 | シルバーアーチ報告