10、現地のVFIのスタッフに会って

私の今回の訪問の目的の一つに現地のスタッフのみなさんと
直接会って話をしたい、ということがありました。日本でAEFAの
スタッフを通して現地の二人の女性スタッフ、ノンさんとニャイさん
の人柄を聞いて、きっとすばらしく有能な人たちなのだろう、と
想像してはいましたが実際に会った感想はそれ以上でした。

「この二人なら世界のどこにいてもどんな仕事を任せても立派
に仕事をするだろう」と思える人たちでした。

自分の仕事に対する自信と誇り、そして見事な準備と気配りが
随所になされているために、気配りがなされていることに気づか
ないままになりそうなぐらい、いろいろな場所で違和感無くすごす
ことができたのだと思います。これはひとえに現地スタッフのみな
さんが私達の訪問に対して心を込めて準備をきちんとしてくだ
さっていたからだだろう、といま振り返って思います。

ラオスから帰ってきて「不便だったことは何ひとつなかったなぁ!」
となどとのんきに思えてしまうのは私が段々とあまり細かいことが
気にならない性格になってきているせいかもしれませんが、やはり
それよりも彼らが不便のないようにといろいろと気配りをしてくだ
さったためではないか?と思えます。

彼らとの出会いの中で印象的だった場面を一つだけ。

最終的には一番話をすることになった男性スタッフが最初の日に
私にそっと話しかけてきた言葉が忘れられません。

その日、ピアラー小学校開校式の日は初日からの移動の連続、
そのあと到着していきなり始まった式典でスピーチをし、バーシー
の儀式に参加し、子供達とサッカーをして。。。と元気に(?)動い
ていた私のそばに彼がそっと私のそばにきて、

I know you are tired. (あなたは疲れているだろうね)

とつぶやいてくれたのです。

思わずはっとわれに返った一瞬でした。

そう、ものすごく新しい体験をして心は高揚しているけれど、張り切り
すぎてちょっと疲れているかもしれないな~、と自分の心を認めて
あげられて、なんだかほっとした一瞬になったのでした。

初対面の私に自然にそんなことができる彼の心のあり方は私の心
に深い印象を残したのでした。

彼は英語がしゃべれたのでそういうことを伝えることができたので
すが、そうでない人たちでも同じように人の心を察する能力が非常
に高いのだ、と感じる場面は他にも多くあったような気がします。

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by silver_arch | 2011-01-09 23:57 | シルバーアーチ報告

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