5、子ども達に日本の和の心を伝える

開校式の後で今まで学校として使われていたお寺を見学してみる
ことになりました。お寺までの道を歩きます。おそらく10分程度の
距離なのですが未舗装の穴ぼこだらけの道なので注意して歩かな
いと足をとられてひねってしまいそうです。

私達の歩いている道の両側に生えている潅木の葉っぱが赤茶けて
いるので枯れているのかな?と思ったら道路を通る車の巻き上げる
泥で汚れていたのでした。これは雨季になるときれいに葉っぱの泥
が流されてしっとりとした緑色が蘇ってそれは味わいのある風景に
なります、でも今度は道路が泥だらけになってしまうのでそれが大変
なのですが、と同行したAEFAスタッフの佐藤さんが教えてくれました。

ラオスは基本的に植物が多いので雨に濡れて緑の滴る風景は美しい
だろうな~と想像しながら歩きました。

お寺の中は部屋の真ん中に太鼓(?)があるので教室としてはとても
使いにくい間取りです。そこにたくさんの机と椅子をいれて50名以上
の子供達が座って私達を待っていました。

このお寺は屋根が窓を覆うようなつくりになっていて仮教室には照明
もないので昼間なのですがあまり明るくありません。「あ~こんな暗い
部屋でこどもたちは学んでいたんだね、学校ができて本当によかった!」
と改めて実感しました。

そんなことを思っていたら「子供達に授業をやってあげてください」と
いうリクエストがAEFAのスタッフからあったので懐かしい気持ちになり
つつも、ぶっつけ本番で日本の「和」の心をラオスのこどもたちに説明
してみました。

「みんな仲良くすること、勉強に困っているともだちがいたら助けて
あげること、私達がラオスに学校を建てたのもこの和の心からです」

このようなことをラオス語に訳してもらって伝えてもらいました。そのあと
彼らがいつも歌っている歌ということでラオス国歌を歌ってくれました。
そうなったら私達も日本の国家を歌わないわけにはいきません。

そういえば去年もスウェットロッジでみんなで歌ったなぁ、と思いつつ
日本人の同行者と共に君が代を歌ってきました。

ラオスのこどもはみんなで歌うときはとっても元気だけどひとりで発言
を求められるような場面ではとってもシャイだったのがなんだか日本人
と似ているような気がして親近感がわきました。

このあとも日本人とラオス人の心は子供も大人もそのあり方がよく似て
いるな~と実感することが何度もありました。

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by silver_arch | 2011-01-04 23:04 | シルバーアーチ報告

アジア学校建設プロジェクト・やすらぎの部屋『シルバーアーチ』基金の公式ブログです。